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スタッドレスタイヤの仕様

スタッドレスタイヤを必需品として雪道での走行を安全に行うことができることは周知の事実ですが、近年、タイヤチェーンを見直す動きが見られてきています。

2018年には、国交省が一部の国道でスタッドレスタイヤでも運転を禁止する「チェーン装着義務規制」を開始したことから、チェーン装着車以外の運転は禁止となる道路も見受けられます。

2017年に行われたJAFの「雪道での登坂テスト」において、スタッドレスタイヤだけが平坦路から発進して勾配20パーセントの圧雪路を上ることが可能であることが判明しました。

しかしながら、勾配9パーセントのアイスバーンを登ることはスタッドレスタイヤにタイヤチェーンを装着した場合のみ可能となっています。このことから、タイヤチェーンがあればスタッドレスタイヤ装着車の雪道走破性能をさらに高めることができることが明らかとなりました。

オールシーズンタイヤが人気の中、雪国を走行する場合は必ずタイヤチェーンを装着することが大切です。今やカー用品の人気を博しているのがタイヤチェーンです。

1980年代まではスタッドレスタイヤが普及していなかったため、雪道を走るドライバーはスパイクタイヤやタイヤチェーンを装着し、雪国へと赴くことになっていた。雪道を走る際は、アスファルトを削らないように注意し、1990年以降はスパイクタイヤの使用が厳しく規制されるようになった。スタッドレスタイヤが登場してから、雪国のドライバーはより安全なドライブを楽しむことができるようになった。

1980年代にはタイヤチェーンには、金属チェーン、ゴム(非金属)チェーン、オートソックなど、様々なタイプがありました。その中でも、当時最もポピュラーだったはしご型タイヤチェーンは乗り心地が悪く、横方向のグリップも弱かったという欠点がありました。そして、最も高性能なタイヤチェーンは、細くて強度の高い亀甲型の鎖をタイヤに巻くタイプで、乗り心地も横方向のグリップも優れていました。そして、ゴムチェーンも存在しましたが、その中でもスイス生まれの最先端非金属チェーン「イエティ・スノーネット」は、高価であった一方で落としてしまったという悲しい思い出がありました。



今でも最も高性能なタイヤチェーンは高性能亀甲型金属製タイヤチェーンであり、オールシーズンタイヤの補完用としてオススメします。オートソックも、緊急用としてオススメですが、ドライ路面を100キロくらい走行すると寿命が終わるので、あくまで緊急用ということを覚えておきましょう。最後に、タイヤチェーンの装着の練習は自宅で行うことをオススメします。