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ベースロード電源の有効活用

前記事に書いたが、動き出すと簡単には止めらない電源「ベースロード電源」について説明と電気自動車からのアプローチで今回は書いていく。

 

 

目次

1ベースロード電源とは

2自動運転との相性

3考察

 

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〇ベースロード電源とは

ベースロード電源とは一度動き出すとすぐには止められない電源のことを指すのだがそれはではよくわからないので詳しく解説していこうと思う。

まずこういった発電の種類は大きく分けて3種類ありベースロードの他ミドル、ピークとある。ここではミドルとピークのところには触れないがなんとなく文字通りのイメージである。

 本題の戻るがベースロード電源は現在水力、原子力、火力の主に三つでまかなっている。そして昨今はものベースロード電源はある意味既得権益的なところあるが実質的な仕組みとして本来自由であるべき事業者の取引に、制度的に何らかの制約を課す場合は、公共の利益等にも留意しつつ、慎重に議論される必要があるとの声が多くあるという現状があり、経済産業省主催で議論をされている。

 

 

〇自動運転との相性

 前にのも述べたが、自動運転は電気自動車になる確率は極めて高くここでも電気自動車という前提でお話しをする。電気の使用量は皆さんのご存じの通り日中にピークがきて夜間に少なくなるのは当たり前のことだと思うが、夜間のベースロードが供給過多が起きて発電したものの使い道がなく水力発電所の水をくみ上げ位置エネルギーとして変換等でロスはあるが捨てるよりはマシだろう。ここで自動運転が登場するわけだが、本来この余った電力はため込める巨大なバッテリーがあれば済む話である。ここでの重要なことは東京都まとめて電力を供給できるバッテリーが現在物理的に不可能でまだプロトタイプも考えられない状況だということ。ならば自動運転の車を小さなバッテリーとして走らせておけば良いという発想になる。電気である自動運転は今後台数が増えシェアリングが一般的になっていくと日本国民の所有車台数が3割まで減ると言われている。休みなく無人タクシー用に動き電気がなくなれば自動的にステーションに戻り充電しまた客を広いに行くこのような未来がもう近いと思わる。ここはまた別で記にしたいと思う。

 

 

〇考察

 さて考察だが上でも述べた通り電源のロスを守るには止められない以上貯める一択となる。貯めるにはバッテリーを使うのだが都市一つを賄うほどの巨大バッテリーはまだまだできないとすると自動運転車がその役割を担うことになりそうだ。これはベースロードのロス問題と化石燃料の節約、高齢者の交通事故問題も一気に解決することになるかもしれない。メリットばかりかと思うがそこには火力から原子力へ移行したい国の考えなど権益を守る勢力の抵抗も大きく関わることになる。単純に技術だけで言えばすぐにでも実装可能だろう。大きな変化にはいつもこのような抵抗がありスムーズに進まないこともあるが一歩一歩良い方に動いていくことを切に願う。